税込金額と税抜金額をそれぞれ記載した後に一括値引きした場合|印紙税
[税込金額と税抜金額をそれぞれ記載した後に一括値引きした場合]に関する質疑応答事例。
質疑応答事例(国税庁)
【照会要旨】
税込金額と税抜金額をそれぞれ記載した後に一括値引きした場合の取扱いについて説明してください。
【回答要旨】
第1号文書、第2号文書の契約書及び第17号文書の受取書について税込金額と税抜金額をそれぞれ記載し、ここから更に一括して値引きした金額を記載した場合には、値引き後の金額が記載金額になります。
(例1)は、値引き後の請負金額について、税抜金額が記載されていませんから、記載金額は、一括値引き後の請負金額530万円(第2号文書)になります。
(例2)は、値引き後の税込金額と税抜金額が記載されており、その取引に係る消費税額等を含む金額と含まない金額の両方を具体的に記載していることにより、その取引に当たって課されるべき消費税額等が容易に計算できることから、記載金額は、4,907,408円(第2号文書)になります。
【関係法令通達】
消費税法の改正等に伴う印紙税の取扱いについて(平成元年3月10日付間消3-2・最終改正平成26年1月21日付課消3-1)
注記
平成27年7月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。
出典
国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/inshi/03/08.htm
関連する質疑応答事例(印紙税)
- 納付印を押すことができる文書の範囲
- 収入印紙の交換制度
- 修理品の承り票、引受票等
- 預貯金通帳に係る納付の特例
- 配当金領収証
- 写、副本、謄本等と表示された契約書の取扱い
- 運送状
- 輸出免税物品購入記録票に貼付・割印するレシート
- 工事負担金の受取書
- 総価契約単価合意方式における「単価合意書」の印紙税の取扱い
- 取引保証金提供契約書
- 仮領収書
- 国等と締結した請負契約書
- 継続的取引の基本となる契約書とは
- ご進物品承り票
- 警備請負契約の契約内容を変更する覚書
- 営業の譲渡の意義
- 借入金の利率を変更する覚書
- 「目的物の種類」を定めるものについて
- 従業員から交付を受ける受取書
項目別に質疑応答事例を調べる
当コンテンツは、国税庁ホームページ利用規約に基づき、国税庁:質疑応答事例のデータを利用して作成されています。