高圧線が架設されている線下地の相続税評価額を更地価額の20パーセント減で評価した事例
[相続税法][財産の評価][土地及び土地の上に存する権利]に関する裁決事例(国税不服審判所)。
裁決事例(国税不服審判所)
1971/12/21 [相続税法][財産の評価][土地及び土地の上に存する権利]裁決事例集 No.3 - 25頁
高圧線が架設されている線下地の相続税に係る財産評価に当たり、原処分庁が採用した更地価格に対する低減率は、その立地条件、高圧線の種類及び建造物に対する築造制限の内容、近傍類地の売買実例、精通者の意見、土地収用裁決例、電力会社が支払う地役権の価額等を総合判断すると、請求人等にとって決して不利なものであるとはいえず、相続税財産評価基準による更地価格をその低減率により減価した価格を基礎として、本件線下地を評価した原処分は相当である。
昭和46年12月21日裁決
- 国税不服審判所:公表裁決事例集:公表裁決事例要旨
- 高圧線が架設されている線下地の相続税評価額を更地価額の20パーセント減で評価した事例
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