最速節税対策

タックスアンサー（国税庁）

[平成27年4月1日現在法令等]

　固定資産である土地や建物を同じ種類の資産と交換したときは、譲渡がなかったものとする特例があり、これを固定資産の交換の特例といいます。
　この特例の要件の一つに、交換する資産は互いに同じ種類の固定資産でなければならないとする要件があります。
　同じ種類の固定資産の交換とは、例えば、土地と土地、建物と建物の交換のことです。
　この場合、借地権は土地の種類に含まれます。
　したがって、地主が建物の敷地として貸している土地、いわゆる底地の一部とその土地を借りている人の借地権の一部との交換も、土地と土地との交換になり、その他の要件にも当てはまれば、固定資産の交換の特例を受けることができます。

【事例】　時価１億円、面積800、借地権割合60％地域の土地について、地主と借地人が等価交換を行い交換後の土地をお互いに更地とする場合

(所法58)

参考：　関連コード

• 3502　土地建物の交換をしたときの特例
• 　国税に関するご相談は、国税局電話相談センター等で行っていますので、税についての相談窓口をご覧になって、電話相談をご利用ください。
  ※　下記の電話番号では、国税に関するご相談は受け付けておりません。

出典

国税庁ホームページ http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3505

関連するタックスアンサー（譲渡所得）

1. No.3202　譲渡所得の計算のしかた(分離課税)
2. No.3203　不動産を譲渡して譲渡損失が生じた場合
3. No.3408　既成市街地等から郊外への買換えの具体例
4. No.3505　借地権と底地を交換したとき
5. No.3560　居住者が海外の不動産を売却した場合の課税関係等
6. No.3452　店舗併用住宅を売ったときの特例
7. No.3261　建物の取得費の計算
8. No.3258　取得費が分からないとき
9. No.3411　親族の事業の用に使わせている資産を買い換えたとき
10. No.3117　不動産を法人に現物出資したとき
11. No.3158　ゴルフ会員権の譲渡による所得
12. No.3317　妻子だけが住んでいるマイホームを売ったとき
13. No.3383　マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除を適用した後の修正申告
14. No.3508　交換差金を受け取ったとき
15. No.3420　譲渡した年に買換えができなかったとき
16. No.3255　譲渡費用となるもの
17. No.3273　買換えなどで取得した資産の取得費と取得の時期
18. No.3214　土地建物を売ったときの収入金額に含める金額
19. No.3111　土地を貸し付けて権利金などをもらったとき
20. No.3105　譲渡所得の対象となる資産と課税方法

項目別にタックスアンサーを調べる

• 所得税
• 譲渡所得
• 相続税
• 贈与税
• 財産の評価
• 法人税
• 源泉所得税
• 消費税
• 印紙税・その他の国税
• 法定調書
• 課税に不服なとき
• 国税のお知らせ
• 災害を受けたら