屈折路に面する不整形地の想定整形地のとり方｜財産の評価
[屈折路に面する不整形地の想定整形地のとり方]に関する質疑応答事例。
質疑応答事例（国税庁）
【照会要旨】
屈折路に面する不整形地の場合、想定整形地はどのようにとるのでしょうか。
【回答要旨】
屈折路に面する不整形地に係る想定整形地は、いずれかの路線からの垂線によって又は路線に接する両端を結ぶ直線によって、評価しようとする宅地の全域を囲むく形又は正方形のうち最も面積の小さいものを想定整形地とします。
次の場合には、AからCまでのく形のうち最も面積の小さいもの、すなわちAが想定整形地となります。
【関係法令通達】
財産評価基本通達20
注記
平成27年7月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。
出典
国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hyoka/03/12.htm
関連する質疑応答事例（財産の評価）
- 国外財産の評価――国外で相続税に相当する税が課せられた場合
- 「実際の地積」によることの意義
- 正面路線の判定(1)
- 農地中間管理機構に賃貸借により貸し付けられている農地の評価
- 三方又は四方が路線に接する宅地の評価
- 山林の地積
- 土地区画整理事業施行中の宅地の評価
- 私道の用に供されている宅地の評価
- 宅地の評価単位−使用貸借
- 市街化調整区域内にある雑種地の評価
- 屈折路に面する不整形地の想定整形地のとり方
- 外国の証券取引所に上場されている株式の評価
- 一時使用のための借地権の評価
- 多数の路線に接する宅地の評価
- 1株当たりの利益金額――継続的に有価証券売却益がある場合
- 借地権の及ぶ範囲
- 貸駐車場として利用している土地の評価
- 国外財産の評価――取得価額等を基に評価することについて課税上弊害がある場合
- 宅地の評価単位−地目の異なる土地が一体として利用されている場合(2)
- 不整形地の評価――不整形地としての評価を行わない場合
項目別に質疑応答事例を調べる
当コンテンツは、国税庁ホームページ利用規約に基づき、国税庁：質疑応答事例のデータを利用して作成されています。