宅地の評価単位−借地権｜財産の評価
[宅地の評価単位−借地権]に関する質疑応答事例。
質疑応答事例（国税庁）
【照会要旨】
甲は、次の図のように隣接している土地を乙、丙から借地して、これを一体として利用していますが、この場合の借地権の評価単位はどのように判定するのでしょうか。
【回答要旨】
2以上の者から隣接している土地を借りてこれを一体として利用している場合の借地権の価額は、借地権の目的となっているA土地及びB土地を合わせて1画地の宅地として評価します。
なお、乙及び丙の貸宅地を評価する場合には、それぞれの所有する土地ごとに1画地の宅地として評価します。
【関係法令通達】
財産評価基本通達7-2
注記
平成27年7月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。
出典
国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hyoka/02/06.htm
関連する質疑応答事例（財産の評価）
- 間口距離の求め方
- 地目の異なる土地が一体として利用されている場合の評価
- 造成中の宅地の評価
- 1株当たりの利益金額−適格現物分配により資産の移転を受けた場合
- 増改築等に係る家屋の状況に応じた固定資産税評価額が付されていない家屋の評価
- 1株当たりの純資産価額−寄附修正により利益積立金額が変動する場合の調整
- 宅地の評価単位−地目の異なる土地が一体として利用されている場合(2)
- 広大地の評価における「中高層の集合住宅等の敷地用地に適しているもの」の判断
- 借地権と区分地上権に準ずる地役権とが競合する場合の宅地の評価
- 不整形地の評価――区分した整形地を基として評価する場合
- 土地区画整理事業施行中の宅地の評価
- 倍率方式によって評価する土地の実際の面積が台帳地積と異なる場合の取扱い
- 広大地の評価における「中高層の集合住宅等」の範囲
- 1株当たりの利益金額−譲渡損益調整資産の譲渡等があった場合
- 広大地の評価における「その地域」の判断
- 国外財産の評価――国外で相続税に相当する税が課せられた場合
- 1株当たりの配当金額−自己株式の取得によるみなし配当の金額がある場合
- 匿名組合契約に係る権利の評価
- 1株当たりの配当金額−現物分配により資産の移転をした場合
- 償却費の額の合計額の計算
項目別に質疑応答事例を調べる
当コンテンツは、国税庁ホームページ利用規約に基づき、国税庁：質疑応答事例のデータを利用して作成されています。