最速節税対策

タックスアンサー（国税庁）

[平成27年4月1日現在法令等]

　相続時精算課税は、贈与時に、贈与財産に対する贈与税を納め、その贈与者が亡くなった時にその贈与財産の贈与時の価額と相続財産の価額とを合計した金額を基に計算した相続税額から、既に納めたその贈与税相当額を控除することにより、贈与税・相続税を通じた納税を行う制度です。
　したがって、相続時精算課税の選択を行った場合に、その贈与者が亡くなったときには、相続時精算課税を適用して贈与を受けた財産を相続財産に加算して相続税の計算を行います。この計算の結果、相続税の基礎控除額以下であれば相続税の申告は必要ありません。

(注)　相続税の申告の必要がない場合でも、相続時精算課税を適用した財産について既に納めた贈与税がある場合には、相続税の申告をすることにより還付を受けることができます。

(相法21の15、21の16、27、33の2)

参考：　関連コード

• 4102　相続税がかかる場合
• 　国税に関するご相談は、国税局電話相談センター等で行っていますので、税についての相談窓口をご覧になって、電話相談をご利用ください。
  ※　下記の電話番号では、国税に関するご相談は受け付けておりません。

出典

国税庁ホームページ http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4301

関連するタックスアンサー（相続税）

1. No.4164　未成年者の税額控除
2. No.4167　障害者の税額控除
3. No.4152　相続税の計算
4. No.4132　相続人の範囲と法定相続分
5. No.4129　相続財産から控除できる葬式費用
6. No.4170　相続人の中に養子がいるとき
7. No.4214　相続税の物納
8. No.4148　非上場株式等についての相続税の納税猶予
9. No.4108　相続税がかからない財産
10. No.4202　相続税の申告のために必要な準備
11. No.4303　年の中途に推定相続人となった場合の相続時精算課税の適用
12. No.4157　相続税額の２割加算
13. No.4168　相次相続控除
14. No.4103　相続時精算課税の選択
15. No.4302　贈与者が年の中途に死亡した場合の相続時精算課税の選択
16. No.4120　弔慰金を受け取ったときの取扱い
17. No.4602　土地家屋の評価
18. No.4138　相続人が外国に居住しているとき
19. No.4176　遺言書の内容と異なる遺産分割をした場合の相続税と贈与税
20. No.4503　相続時精算課税選択の特例

項目別にタックスアンサーを調べる

• 所得税
• 譲渡所得
• 相続税
• 贈与税
• 財産の評価
• 法人税
• 源泉所得税
• 消費税
• 印紙税・その他の国税
• 法定調書
• 課税に不服なとき
• 国税のお知らせ
• 災害を受けたら