No.3377 「マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」の対象となる住宅ローン|譲渡所得
[No.3377 「マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」の対象となる住宅ローン]に関するタックスアンサー。
タックスアンサー(国税庁)
[平成27年4月1日現在法令等]
マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例の対象となる買換資産に係る住宅ローンは、次の3つの要件のすべてに当てはまる借入金又は債務(利息に対応するものを除きます。)です。
- 住宅の新築や取得又は住宅の敷地の用に供される土地等の取得をするために直接必要な借入金又は債務であること。
- 償還期間が10年以上の割賦償還の方法により返済されるもの又は賦払の期間が10年以上の割賦払の方法により支払われるものであること。
割賦償還又は割賦払の方法とは、返済又は支払の期日が、月や年など1年以下の期間を単位として、おおむね規則的に定められている方法です。そして、それぞれの期日における返済額又は支払額が、あらかじめ具体的に定められていなければなりません。
また、月払いにおける10年以上の償還期間は、その住宅ローン等の最初の返済又は支払の月から返済が終了する月までの期間により計算します。 - 一定の者からの借入金又は債務であること。
一定の者からの借入金又は債務とは、上記1に要する資金に充てるために、銀行、信用金庫、農業協同組合、独立行政法人住宅金融支援機構などから借り入れた借入金や給与所得者がその使用者から借り入れた借入金などで、上記2に該当するものをいいます。
(措法41の5、措令26の7、措規18の25、措通41の5−18、41−17)
参考: 関連コード
- 3370 マイホームを買換えた場合に譲渡損失が生じたとき(マイホームの買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例)
- 3375 対象となる「譲渡資産」及び「買換資産」とは
- 3376 対象となる「特定譲渡」とは
- 3379 特例を受けるための手続等
- 3382 譲渡損失の損益通算及び繰越控除の順序
- 国税に関するご相談は、国税局電話相談センター等で行っていますので、税についての相談窓口をご覧になって、電話相談をご利用ください。
※ 下記の電話番号では、国税に関するご相談は受け付けておりません。
出典
国税庁ホームページ http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3377.htm
関連するタックスアンサー(譲渡所得)
- No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例
- No.3240 事業用建物等を譲渡した場合の消費税
- No.3355 特定のマイホームを買い換えたときの特例
- No.3208 長期譲渡所得の税額の計算
- No.3377 「マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」の対象となる住宅ローン
- No.3417 売った金額以上の金額で事業用の資産を買い換えたとき
- No.3274 平成21年及び平成22年に土地等を先行取得したときの特例
- No.3555 収用等により取得する各種補償金の所得区分
- No.3308 共有のマイホームを売ったとき
- No.3111 土地を貸し付けて権利金などをもらったとき
- No.3314 空家にしていたマイホームを売ったとき
- No.3505 借地権と底地を交換したとき
- No.3114 離婚して土地建物などを渡したとき
- No.3414 売った金額より少ない金額で事業用の資産を買い換えたとき
- No.3411 親族の事業の用に使わせている資産を買い換えたとき
- No.3261 建物の取得費の計算
- No.3375 「マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」の対象となる「譲渡資産」及び「買換資産」とは
- No.3420 譲渡した年に買換えができなかったとき
- No.3258 取得費が分からないとき
- No.3120 譲渡担保により資産を移転したとき
項目別にタックスアンサーを調べる
当コンテンツは、国税庁ホームページ利用規約に基づき、国税庁:タックスアンサーのデータを利用して作成されています。