不整形地の奥行距離の求め方|財産の評価

[不整形地の奥行距離の求め方]に関する質疑応答事例。

質疑応答事例(国税庁)

【照会要旨】

 次の図のような不整形地の奥行距離はどのようにして求めるのでしょうか。

【回答要旨】

 奥行距離が一様でないものは平均的な奥行距離によります。具体的には、不整形地にかかる想定整形地の奥行距離を限度として、その不整形地の面積をその間口距離で除して得た数値とします。
 上の図のような不整形地にかかる想定整形地は次のとおりとなります。したがって、この不整形地の奥行距離は17.1m(600÷35m=17.1<20)となります。

 一般に不整形地について、その奥行距離を図示すれば次のようになります。

【関係法令通達】

 財産評価基本通達20

注記
 平成27年7月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
 この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。

出典

国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hyoka/03/11.htm

関連する質疑応答事例(財産の評価)

  1. 倍率方式によって評価する土地の実際の面積が台帳地積と異なる場合の取扱い
  2. 1株当たりの配当金額−自己株式の取得によるみなし配当の金額がある場合
  3. 無道路地の評価
  4. 農業用施設用地の評価
  5. 1株当たりの利益金額−外国子会社等から剰余金の配当等がある場合
  6. がけ地補正率を適用するがけ地等を有する宅地
  7. 売買目的で保有する有価証券の評価
  8. 正面路線の判定(1)
  9. 宅地の評価単位−使用貸借
  10. 風景地保護協定が締結されている土地の評価
  11. 市民緑地契約が締結されている土地の評価
  12. 種類株式の評価(その1)−上場会社が発行した利益による消却が予定されている非上場株式の評価
  13. 評価会社が受け取った生命保険金の取扱い
  14. 造成中の宅地の評価
  15. 側方路線に宅地の一部が接している場合の評価
  16. 1株当たりの配当金額−現物分配により資産の移転をした場合
  17. 受取配当金収受割合が負数となる場合の計算方法
  18. 1株当たりの利益金額――継続的に有価証券売却益がある場合
  19. 医療法人の出資を類似業種比準方式により評価する場合の業種目の判定等
  20. がけ地等を有する宅地の評価――2方向にがけ地部分を有する場合

項目別に質疑応答事例を調べる

当コンテンツは、国税庁ホームページ利用規約に基づき、国税庁:質疑応答事例のデータを利用して作成されています。


戦略的に節税するための無料ツール

一括節税計算機
※所得を入力して、税目別に税額を一括比較する
所 得万円 *必須
減少額万円 *任意  設定  消去
[対応税目]*法人税*所得税*消費税*相続税*贈与税*利子所得*配当所得*給与所得*退職所得*譲渡所得(土地)*譲渡所得(株式)*譲渡所得(総合)*一時所得*雑所得(年金)*雑所得(FX等)

*ご利用にあたっては利用規約を必ずご確認ください

このページを他の人に教える


ご意見ご要望をお聞かせ下さい

 過去のご意見ご要望については、ご意見ご要望&回答一覧で確認できます。

利用規約をお読み下さい

 本サイトのご利用にあたっては利用規約を必ずお読み下さい。

広告を募集しています

 本サイトでは掲載していただける広告を募集しております。詳しくは広告掲載をご覧ください。
新着情報 RSS
01/29 生命保険で節税
02/08 所得税の延納(利子税)で節税
09/26 経営セーフティ共済で節税
02/22 役員報酬(事前確定届出給与)で節税
02/19 不動産(再建築費評点基準表)で節税
新着情報を見る
節税対策ブログ
02/13 所得税確定申告で誤りの多い12項目(2019年度版)
01/29 死亡退職金の受取人(役員退職慰労金規程と相続税)
02/22 所得税確定申告で誤りの多い事例とは
02/02 クレジットカードポイント等の税務処理
02/01 ふるさと納税特産品と株主優待の税務処理
節税対策ブログを見る
アクセス数
今日:228
昨日:481
ページビュー
今日:594
昨日:2,310

ページの先頭へ移動